黒月氏の勘違い


旗を立て直した?



http://www.treeman9621.com/CPP_BRANCH/cpp210/Apollo15.htmlより

「BとCの画像とでは、旗の角度が変わっている。飛行士が立て直したのなら、星条旗のシワも変わってなければおかしい」とのことだ。その「BとC画像」がこれである。
http://www.treeman9621.com/CPP_BRANCH/cpp210/Apollo15.htmlより


何だか、突っ込むのもアホらしいのだが、こんな話でも真に受ける人がいるかもと思うと、やはりちゃんと画像を使って実証しておいた方がいいだろう。

まず画像BとCを、それぞれ50パーセントの半透明にし、Cの方を傾けてみる。

その2枚を重ね合わせ、Cの角度を(傾くはずのない)着陸船の脚部に合わせる。

そのままスライドさせ、旗と旗を重ねたら、ピタリと一致した。


つまり、単に写真自体が傾いているのに気づかず、「旗の角度が変わっている!」と驚かれている訳である。

こちらは“勘違い”バージョン2。

「太陽が真上だから偽物だ」



http://www.treeman9621.com/CPP_BRANCH/cpp167/CPP167_Lies_ofApollo17Images_seen_byGoblinQuark.htmlより

これはアポロ17号での連続写真の一枚。NO/20384で旗と写っているのはシュミット飛行士。次の写真からサーナン船長と交替している。NO/20387はそのアップ。

Apollo Image Atlasより

これも@とAをそれぞれ半透明にして重ね、@を地球の角度に合わせて、傾けてみた。


人物が入れ替わっただけで、旗の角度も、背景の山も全てシンクロする。

@の写真も上の例と同じ、単に、撮るときに
ナナメッちゃっただけである。
いわゆるアポロ捏造派の皆さん。皆さんが月着陸を否定なさったり、証拠画像を持ち出すのは結構ですけど。

こんなただの勘違いを「嘘の証拠だ!」などと言うのは、恥をかくだけなので、おやめになった方がいいと思いますよ。
ついでに「月では空の明るさは一様なはずだ」も確認してみた。もちろん使ったのは、黒月氏がリンクしているアドレスから拾ってきた同じ画像である。


これも〈覆い焼き〉レイヤーをかぶせて、透明度を調節しただけだが。いや、これも「空の明るさ」どうこうは関係なくて、単に明るい部分がハレーションを起こしてるだけだと思いますけどねェ。


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