“継ぎはぎ画像”に騙された黒月氏B


一人相撲?



http://www.treeman9621.com/CPP_BRANCH/cpp201/Apollo(2).htmlより


>Resurs.by という名のサイトはロシア語で表記されているので、よくは分からないが

なぜわざわざ、そんな訳の分からないサイトから拾ってくるのか不思議なのだが…

それはともかく。名探偵よろしく“正体”を明かしているところを申し訳ないが、これも元々“フェイク画像”である。11号が撮影したオリジナルにこんな写真は存在しない。


元ページはこちら。『15 March 2004』の解説文に、この画像がリンクされている。
Apollo Lunar Surface Journal

作成者のイアン・リーガン氏のコメント。

「アポロ11号には、着陸船と太陽がフルショットで入ったカッコいい写真がないので、私はそういう画像が欲しいと思い、継ぎはぎして作りました(大意)」

https://www.hq.nasa.gov/alsj/IanRegan.htmlより
使用した写真の番号も書かれている。これらを使用とのこと。

Apollo Image Atlasより

虹色のフレアは上手くボカせなかったのか(リーガン氏には悪いが)マジックで塗りつぶしたような雑な黒ベタだ。太陽はペイントソフトで描いたCGだろう。


これは、最初から素性を明かしているコラージュ・イラストであり、黒月氏言うところの「偽物」ではない。フェイクを本物と偽ってる訳ではないからだ。


氏が勝手に「本物」と勘違いして「光源の位置が合わない」だの、「スタジオの壁が見える」だの「人工照明」だのと、一人相撲をとっているだけである。全くご苦労様だ。


一人相撲その2

これは〈継ぎはぎ画像〉ではないが、一人相撲その2として、こちらに載せよう。



http://www.treeman9621.com/CPP_BRANCH/cpp180/CPP180_Lie_ofApolloMoonImage_analyzed_byGamonGraph(2).htmlより

合成画像…偽物…いや、あの、これただのCGなんですけど(^_^;)

どうしてこの方はご自分が解析する画像について、何一つ調べもせずに書くのだろうか。そっちの方が筆者には理解できない。

これはNASAの公式サイトに掲載されている。
VISIBLE EARTH

タイトルは「APOLLO 17 ANNIVERSARY(記念)」。説明文には「アポロ17号のミッションから30周年を記念して、2002年に作られたCGアニメーションです」といったことが書かれている。これはそのキャプチャ画像なのだ。

(同ページではこのCGアニメが、各サイズでダウンロードできる。)

ともあれ、この方のページはこんなのばっかりである。もうアホらしいので、これで打ち止めにします(苦笑)。

筆者は別にNASAに何の義理もないし、アポロ捏造論をぶつのも人それぞれのご勝手だ。

だがこんな稚拙な勘違いと勝手な思い込みで「嘘だ」「偽物だ」と人聞きの悪いことを連呼するのは、言わば誹謗中傷の類いであり、「恥ずかしいなァ」と思わざるを得ない。


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