■マイビデオライフ これが私のベスト10




今回のコレクターは 会員
NO.1ー046 お名前 宮崎勤


1 ジャッカー電撃隊

 4人のサイボーグが、悪のクライムと戦う。後半、宮内洋が指令ビッグワン役で、ジャッカーを助ける。ジャッカーの1人スピードエース役は、丹波哲郎の実の子
丹波義隆が演じている。そういえば「Gメン75」では、丹波哲郎が宮内洋に命令を与えていたっけ!
ゲストでは志穂美悦子、真田広之が一回ずつ出演。全35話中ラスト二話分所有。


2 少年ジェット 

・ブラックデビル
・ウーヤーター
「少年ジェット」「新少年ジェット」共に白黒作品で、ブラックデビル役が、高田宗彦。少年ジェット役が土屋健。この人は、ついこの間、フジテレビの
CMで「ウーヤーター」をした本人。この作品では、主人公ジェット少年が警察と共に、ブラックデビル一味と戦う。やはり〈少年〉ということで車であるパトカーの運転しない。月光仮面同様スクーターに乗る。赤胴鈴之助同様、気合い「ウーヤーター」で風をおこすことに対抗して、ブラックデビルも、持っているつえを光らせると、カミナリが落ちるんだぞ! 新・旧共に一話分所有。


3 ムキムキマン体操
一回分所有(約3分)


4 刑事くん

 主人公桜木健一が、新米刑事として活躍。シリーズ@ABがあり、Aでは、
三浦友和が、ムナカタ刑事役で出ている。そういえばこの三浦友和さん、百恵さんと結婚した後、「男をみがきたい」と言って「西部警察」にレギュラー出演。さすがに、刑事ものは始めてではないので、百恵さんにいいとこ見せられたでしょう!


5 電人ザボーガー

 主人公、秘密警察大門豊(故山口あきら)が、電人ザボーガーにマイクで命令をして、悪の組織Σ(シグマ)団と戦う。また、後半大門のバイクとケンのバイクが合体して、ストロングザボーガーとなり、2人で、一体のロボットに命令を与えて、三ツ首党と戦う。少年ひろし役は、神谷政浩。全52話中全話所有。


6 大鉄人17(ワンセブン)

 主人公南三郎少年役は、神谷政浩。敵のチーフキッド役は、故山口あきら、以上は、上記(5、電人ザボーガー)にも出演。南少年のガールフレンド佐原ルミ役は、島田歌穂(現在のかいちえみちゃん)この人、「がんばれロボコン」でロビンちゃんを演じてましたね!敵、ハスラー教授役は、大月ウルフ、キャプテンゴメス役は、故平田昭彦。そういえば、「レインボーマン」で、大月ウルフは、エルバンダ役を、そして、故平田昭彦は、ミスターK役を演じていたっけ!全35話中全話所有。


7 円盤戦争バンキッド

5人の少年少女が、バンキッドに変身して、敵宇宙人組織と戦う。ドラマの中で、「この中に宇宙人がいる!」とか言って、「少年探偵団」のまねをよくする。バンキッドは、戦闘機に乗って円盤をやっつける。敵グザレ指令役は、故平田昭彦。バンキッドの1人でリーダーのペガサス役は、
奥田英二。バンキッドのドラゴン役は、田鍋友啓。


8 愛と誠

主人公大賀誠の少年時代は、田鍋友啓が演じ、青年役は、夏夕介が演じた。また、早乙女愛役は、池上季美子が演じた。不良誠と、ブルジョワジー愛との再会から悲劇が始まる。悪の花園女番グループとか、やくざとかが出て、すごかった。梶原一騎原作。


9 スーパーロボット マッハバロン

「スーパーロボット レッドバロン」のすぐ後、違う会社が作った「マッハバロン」は、主人公がロボットマッハバロンの体内に入って操作し、悪のララーシュタインの軍団と戦う。村野博士役は団次郎。花倉(自転車)刑事役は、深江章喜。小杉健一少年役は、内海敏彦。そういえば、「小さなスーパーマンガンバロン」で、深江章喜が、磯間署長役を、小杉健一が、ケンダマ少年役を演じていたっけ!「レッドバロン」は1〜4話、「マッハバロン」は全26話、「ガンバロン」は全○話1〜26話所有。


10 怪獣王ターガン

ヒューヒューポーポーがかわいい
怪獣王といっても、ターザンのようなかっこうをした人間、妻と息子を持つと同様、怪獣のタングロー、リキラー、マリュー、ヒューヒュー、ポーポーと一緒に、悪者や怪獣、宇宙人と戦うアニメ。一話分所有。


☆全体に対してのコメントをどうぞ:
ぼくは、特撮、アニメ、歌番組、ドラマ、プロレスと、大きく分けて5つのジャンルをやってます!今回は、ドラマ、特撮とアニメの中でベスト10をしてみましたが、やはりどの作品も好きですから、順不同です。もしも紹介した中で、欠けている話をお持ちの方、御連絡して下さい。ぼくもテープの本数は約2千本。多種多様所有しています。また、現在、
VHS2台(ハイファイ)。βは、EDβ9000を含む2台(ハイバンド)です。皆さんヨロシク!

週刊文春89年8月31日号より

※誤字、脱字は原文ママ。

北海道夕張市のビデオサークル「日本総合ビデオクラブ」の、88年5月号会報より。これも多くの関連本で紹介されているので、御存じの方も多いだろう。

なお、原文では@やAなどの修飾数字は○ではなく、□に番号が書かれている。


(ベスト10)

〈犯行声明〉〈告白文〉には通しNOが入っているが、そちらの表記の仕方も□に番号である。こじつけかもしれないが、あまり使われない書き方だけに共通点を感じる。

(犯行声明・2枚目)     (告白文・1枚目)



■除籍通知


「数人の会員から宮崎という奴の本性をおもわせることばを聞いたとの連絡がありました。

『自分の欲しい作品はどんどん入手し、人の頼みはできるだけ断る』というセリフです。エゴイストなどというなまやさしいものではありません。ここまでくると、人間としてのなにかが根本的にないやつです。事情は知りませんが、こんな狂人を委員の一人にしておくコミケの運営委員会の気がしれん。

宮崎との一切の交流を禁止する。もし交流をしたものは除籍処分にする。今後宮崎から連絡があっても、この指令を理由に一切の連絡を拒否すること」

蜂巣敦著「贖罪のアナグラム :宮崎勤の世界」(1990/パロル舎)より

宮崎が入会していた多くのビデオサークルの一つ、〈VTRメイツ〉から、87年12月に会員に配付された除籍通知。自分勝手な性格で、この頃からあちこちのサークルで嫌われ始めたようだ。しかし「コミケの委員」と書かれているのは、少々意外である。

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