■電機店へのクレームの手紙




操作中に電源が切れ、その時から電源がつかなくなります

 このデッキは、
タイマー録画をする時に、電源(ボタン)を押します。
つまり、内ぞうしているコンピューターに、
欠かんがあります。

「電源を押してもつかない」
という修理を(同じ店に)もう4回も、お店に出しました。
 そして、返ってきても すぐにおなじことが
生じます。

「一応なおったからお返しします。」といわれても、
現に、その直ったものをつかってみると すぐに、
同じことが生じて、使用不能になります。
一時しのぎで直っても(同じことが何度も生じる以上)直ったことにはなり
ません。

 ですので、新しいハイファイデッキ
と交換して下さい。

週刊テーミス89年9月13日号より

88年4月頃のもの。鉛筆の字を消すときに破れたのか、セロテープで貼り合わせてある。
実はこの手紙よりも、週刊テーミスの記事タイトルの方が凄い。

初めて公開!宮崎勤『自筆の手紙』がこれだ!彼の『異常』や『残虐』の全てを物語っている

である(笑)。

確かにネチっこいが、実際にデッキがこのようになれば無理からぬクレームという気はする。

ただ電機店の店主によると、故障は酷使のせいであり「タダで新しいデッキと交換しろ」はさすがに無茶な要求であろう。それにしても言い過ぎなタイトルだ。

小学校の作文同様、これも先入観なしに見れば別にどうというものではない。ただ犯行の凄惨さと、本人の幼稚さのミスマッチが生み出す不気味さを効果として狙った記事、という感じは受ける。


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