石川氏は犯人か?

以上、1〜12まで“鑑定家”Wolfgangの御高説にお付き合いしてきた。 狭山事件は本当に冤罪か? のトータル23個のQAのうち約半分が、筆跡にまつわるこじつけ・珍説・ペテンである。

まったくヘキエキと言うか、ご苦労様だ。こんなものにいちいち突っ込む筆者も筆者だが。

もう、ぶっちゃけ「ハイハイ分かりました、石川さんが脅迫状を書いたってことでいいですよ」と言いたくなってしまう(苦笑)。

だが石川氏が脅迫状を書き、なおかつ犯人だとした場合に湧き出る数々の矛盾点に、Wolfgangは一切頬かむりして無視している。

5年前の「ツ」の字をふりかざして「石川が犯人だ!」はしつこく書かれるが、例えば善枝さんの死体現象と石川犯人説を結びつけた記述は、Wolfgangのページには皆無だ。

当然だ。Wolfgangの目的は、事件をよく知らない人に差別デマを刷り込むことなのだから。事件の実際がどうであったかなどどうでもいい事なのだろう。

以下、詳しい方なら「そんなことは知ってるよ」な話ばかりだが、そこはご勘弁頂きたい。

1・キテレツな“自白”の数々 6・無視される小名木証言
2・濡れていなかった脅迫状 7・まだ明るいのに“抱えて運んだ”?
3・ルミノール反応は無かった 8・キテレツな“芋穴逆さ吊り”
4・忘れられた弁当箱 9・足首に傷は無かった
5・“最終食事” 10・「そんな事は聞きたくない!」


数々の疑問

以下は石川氏の冤罪云々というよりも、資料を読んでいる最中に浮かんだ疑問の数々を、備忘録的に書き留めたもの。事件の謎にご関心のある向き以外は、特に読まれる必要のない項目である。
1・封筒は二度破かれた? 5・不思議な牛乳ビン
2・なぜ濡れ方に違いが? 6・犯人は“中出し”していた
3・靴を履いていた死体 7・長兄氏の奇妙な発言
4・不思議な“訂正”

(この項、工事中。後日、項目を追加予定)


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